2000円未満で買える!格安中華オシロDSO138miniが結構遊べた件(3)
JYETech DSO138mini についての記事であります。 その(3)は組み立て編。
みんな大好きな、はんだ付け作業になります。
最近の電子工作キットは「はんだ付けなし」というのを売りにしていることが多いので、はんだ付け作業というものに慣れていない人にとっては、ちょっと不安かもしれません。
でも難しそうな表面実装のチップなどはあらかじめ基板にくっついています!
はんだ付けするのは簡単な部品だけでいいので初心者向けだと思います。中学や高校の技術科ではんだ付けしたことあれば大丈夫。練習にはもってこいのボードです! レッツトライ!
▼このシリーズの過去の記事
その(1) DSO138 mini とは
その(2) 購入編
開封の儀
箱を開けると、LCDが付いた「デジタルボード」と、基板だけの「アナログボード」と、そこにはんだづけする部品の袋が入っている。ケース付きのものを買えば、組み立て前のケースも。
単にパーツ詰め合わせとして買っても、なかなか安いかもw
デジタルボード
STM32F103C8T6(ROM64kB,SRAM20kB)マイコンとLCDパネルを積んでいる。
LCDは「S95417」という型番らしい(回路図ではそうなっている)。
いったいどのような素性のものだろう?とぐぐってみると、以前は aitendo のページがヒットしていたのだけど、さすがに販売終了したようで、現在はそのページが見当たらない。(似たような型番でS95417-AAAという改良品があるのだが、全く別物でLCDコントローラからして違っている。非常に紛らわしいw)
残るは、ねむいさんのブログを探すと…ある。…さすが怪しい中華液晶については右に出る者はいないようだ(笑)
それらによると、LCDコントローラは、ST7787という…これまた情報が少ないモノにブチあたる。幸いデータシートはPDFで取れる。ILI9341とかST7789とほとんどコマンド系統だ。
これ単体でも動き出すので、まずはUSBポートから電源を取って、動作確認しよう。
波形が出れば、問題なし。
それでは、いよいよ組み立ててみよう。
準備するもの
普通にはんだ付けするための道具があれば十分だ。
・はんだごて
ホームセンターに売っているようなものでも構わない。使い捨て覚悟でダイソーの(以下略 でも大丈夫だろう。
・フラックス
正直、はんだのノリはあまり良くない。やはりフラックスを塗った方が楽ができる。
・マルチメーター(テスター)
抵抗の値を見るために使用。抵抗のカラーコードは見間違いやすいので、きちんとテスターで抵抗値を見て、はんだ付けするのが安全でしょう。
あと、はんだ付けの腕がなまっていると…(あとはお察しのとおりw)
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※ このあたりに「カエレバ」あたりのアフィリエイトを貼る予定地(笑)
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組み立て
説明書が付いているので、その順番どおりにやれば問題ナッシング。写真付きなので、筆者のような英語アレルギーな人でも安心だ。
少々スライドスイッチのはんだ付けが狭くて難しいかもしれないけれど、超・不器用な筆者もなんとかはんだ付けできたので大丈夫
基本的には、本当にはんだ付けの基本で、背の低い部品からはんだ付けしていけばいい。
なお、組み立て説明書は公式サイトからもダウンロードできる。
■ ケースの組み立て
説明書が無いと、いったいどう組めばいいの?ってなるので、説明書は公式サイトからダウンロードしよう。 多少コツがいるけど、まあなんとか…。
動作確認・完成
テストラインにコネクタを繋げば、パルスが現れるはず。
ボタンを押して各種パラメータが設定できるようなら見事完成!
…というわけで
…このままオシロとして使うのも良いので・す・が…!
察しの良い読者の方は、わかりますよね(^^;
→次回は Arduino化編
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