マイコンあそび。

CUPSでプリンター(CUPS-PDF)を追加しようとすると認証を要求されてしまう件

2019年9月16日  2019年9月16日 
Linuxの設定ネタ。

意外なところでハマってしもうたので、ほとんど自分用メモ。


■ はじめに


CUPS-PDFはLinuxでPDFを吐き出したいときに手軽に仕えるソフトウェアプリンターだ。Windowsで言うと「CubePDF」のようなやつですね。

もちろん、Linuxer御用達Officeである「LibreOffice」とか「WPS Office」にもexport PDFがあるのだけど、ここから吐き出されるPDFがアホのように容量が大きくて、これでは何かとメールで送りつけたり、クラウドにアップロードするのが大変なのである。

では、「CUPS-PDF」をインストールしよう。

LinuxMintなら「ソフトウェアマネージャ」から一発だ




そして、「プリンター」→「+追加」で、CUPS-PDFのドライバーを選択して、進もうとすると…


認証画面が出てしまって、ユーザーとパスワードを入れても登録できない!


LinuxMint(Ubuntu)では、デフォルトではrootを作らないのでrootでは認証できない…

ドウスレ・バインダー!!!


■ 原因と対策

現在ログインしているユーザーが「lpadmin」グループに属していないと、プリンターが追加できない。ということですってよ。奥さん。

それで、「ユーザーの設定」→「グループの管理」から…



「lpadmin」の「プロパティ」から現在ログインしているユーザーにチェックを入れてあげればいい。

これをやったら、あっさりとプリンターが追加できたヽ(´ー`)ノ

なんでも、インストール時に作成したユーザーだと、自動的にadminと同じ権限を持つのでlpadminもくっついてくるのだけど、それ以降に追加したユーザーはいちいちグループを割り当ててあげないといけない。ということなのでした。

コンピューターを使ってるとあるあるというやつで、解決してしまえば、なんと単純なところでハマってしまうものよ…
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