PlatformIOでM5StickCの開発をしよう!
はじめに
M5StickCはとってもお得なマイコンボードで、Arduinoの勉強を始めてみよう。という諸兄たちにとってはたいへん有用なガジェットですね。ESP32(Wi-Fi、BLEコントローラ)、LCD、加速度センサー、マイク、バッテリー、ケース。こうしたものが組み合わさったものが2000円以下で買えて、Arduinoでサクっとプログラミングできたりもする。素晴らしい
ただ、みんな大好きArduino-IDEでは、
ビルドがアホのように重くて、
イライラするので😠
筆者はLinuxがメインマシンなので、まだ良いのですが、これがWinだと本当に閉口します…😩
それなので、PlatformIOに乗り換えてしまいましょう。というお話。ぷんすかぷん。
PlatformIOとは
こんな辺境のブログを覗きに来る方たちには言うまでもないことだけれど、Microsoft 謹製のプログラミングエディター「VSCode」の拡張機能です。特に組み込みプログラミングに特化した拡張機能で、あるマイコンでArduinoでいじくろうと思ったら、すでにその環境が用意されている。という優秀なヤツだ。
VSCodeやPlatformIOのインストール方法などは、他のブログをぐぐればザクザクでてくるので割愛。
準備
基本的にはPlatformIOのHome画面より、Platformsから、「Espressif 32」をインストールする。そうするとM5StickCなど、M5Stackファミリーのボード情報もインストールされるだろう。
Librariesからは「M5StickC」をインストール。
これで準備万端だ。
プロジェクトの作成
PlatformIOでのプロジェクトの作成もとっても簡単。その質問は2つ…いや!3つだ!(モンティパイソン風にw)
これで大丈夫。
ある程度慣れた上級者ともなると、上の「準備」なんてすっとばして、このプロジェクトの作成で「Platforms」が自動でインストールされたりして、便利なのである。
書き込み(アップロード)に失敗するときは…
なにやらM5StickCでは、書き込み速度が固定化されているらしく、その速度を指定してないとコケることがあるみたい。筆者も何気にハマりました…(^_^;
ド・ウスレ・バインダー!!
<答え>
「platformio.ini」にupload_speedのパラメーターを追加してあげればいい。
platform = espressif32
board = m5stick-c
framework = arduino
upload_speed = 1500000
これであっさりと書き込みできるはず。わかってしまえば何のことは無いことなのでした。チャンチャン
PlatformIOでのArduino開発はとっても快適(当社比w)になりますので、ぜひお試しを。
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