マイコンあそび。

M5StickVにMaixPyのファームウェアを焼こう

2019年7月21日  2019年11月12日 

はじめに

※この記事は、筆者がしばらくM5StickVを積んだままほったらかしにしておいている間にいろいろと状況も変化したので2019年11月に修正しました😅

M5StickV で何やらプログラミングでも楽しもうと思ったなら、MaixPy IDEを使うのがラクなので、その下準備の紹介。

筆者は LinuxMint を使用しているので、以下はLinux(Ubuntu)での手順です。


手順

基本的には、M5StickV Quick Start に書かれている手順のとおり。
↓ ダウンロードするもの。

【フラッシュツール】は、GUIで書き込めるツール。Win,Mac,LinuxそれぞれのOS用がある。起動さえしてしまえば、操作は難しくないことだろう。ビバ!GUI!

公式サイトの図。中国語だけど、ROM焼きの操作方法はなんとなくわかる。

ただ、筆者が絶賛使用中の LinuxMint Rosa では、必要なライブラリのバージョンが古いのか、どうしてもGUIでは動かすことができなかった(ToT)。それで、コマンドラインから焼くハメに。とほほ…。

Linux版だと、解凍したフォルダー内にコマンドライン版の kflash.py が置いてあるので、同じフォルダーにファームウェアを保存しておいてから、下記のコマンドを打つ。
python3 kflash.py -p /dev/ttyUSB0 firmware.bin

ttyUSB0 は接続しているUSBケーブルのシリアルポート番号を指定しよう。



ちょっと時間がかかったけど、普通に書き込めた。


書き込みに失敗する場合

ネットの書き込みなどを見ると、書き込みがコケる ことがあるらしい。M5StickVに限らず、USB-シリアル通信の宿命なのか;;; ノートPCだったりすると余計に安定しないでしょうね。



M5Stackだと、コンデンサを挟むという対策があったらしい。M5StickVは…外部にむき出しになっているポートが無いので、

  • Aボタンを押しながらUSBを繋いでみる
  • 何度かリトライする。
  • USBの表裏を変えてみるとか(中国ではTypeCでも表裏がある!)
  • USBハブを経由するのではなくて、パソコン本体にあるUSBから直接つなぐ


こんな感じで粘り強くやっていくしか無いかもですね…(^^;

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